訪問日:2019/04/11
評価:★ ★ ★ ★ ★
エリア:関東甲信越
院長:大澤 輝久 先生
開業地:神奈川県海老名市
開業年数:30年
診療科目:口腔外科、一般歯科
オペレーザー使用歴:8年目
「すごい!こんなレーザーがあるのか!!」
まず私は思いました。こんな高出力で患者様の口腔内に使用するのは、無理だと頭から決めつけていましたが、後日デモで借りて軟組織に照射してみると、考えが変わりました。
8年前からオペレーザーLiteを使用していますが、使い比べてみると、NEOSは高出力と噴霧冷却により、切開時間が短い・炭化しにくい・出血が少ない・創面が鮮やかになる等の利点を感じています。
また円形スキャニング機構により、自動でレーザー光が回転するので、かなり痛みが軽減されますし、
術者側の操作が安定するので、より容易に照射できるようになりました。
メラニン除去においては、噴霧冷却と円形スキャニングを組み合わせる事で、炭化させずに色素沈着部位を蒸散できるので、照射直後から治癒時のイメージができる程です。
半導体レーザーは、組織深達性にすぐれるので、当医院ではポケット内・フィステル内・根管内は、半導体レーザーを治療に用いています。
CO2と違い、接触式でファイバー先端がとても細いので、形成マージン隣接面の、細い場所の歯肉等にもより的確に照射できます。
パネル表示も、昔に比べると一目瞭然で、モード設定の内容がわかりやすい表示になったと感じます。
冒頭で申し上げましたが、レーザーのハイパワーに圧倒され、私には使いこなせないと感じておりました。
しかし特性を知り、理解することで、より快適にスムーズに施術することができます。
治癒の痛みを軽減し、腫れを抑え、治癒へと導く上でこのレーザーは軸となり、患者様への大きな貢献へ繋がることではないかと考えます。
LiteとDual Wave
診療室風景